原大智が銅メダル!日本第1号!里谷多英以来のモーグルメダリスト誕生

スポーツ報知

◆平昌五輪第4日 ▽フリースタイルスキー男子モーグル決勝(12日・フェニックス・スノーパーク)

 20歳の原大智(日大)が、フリースタイルスキー・モーグルの日本男子で銅メダルを獲得し、初めて五輪のメダルを獲得した。

 ともに2本目に進出した堀島行真(20)=中京大=、遠藤尚(27)=忍建設=が転倒し、日本勢でただひとり3本目に進出。日本第1号の五輪メダルをつかんだ。

 原大智「ただただうれしい。ほっとして、なんか、今までつらかったなって思った。全然去年も成績残してないし、これが初めての表彰台。もう心がいっぱいです」

 ◆原大智(はら・だいち)1997年3月4日、東京都出身。20歳。日大スポーツ科学部競技スポーツ学科1年。カナディアン・スポーツ・ビジネス・アカデミー卒。小学校6年生の頃から本格的に競技としてモーグルを開始。16歳で単身カナダでのスキー留学を経てモーグル日本代表入り。15~16年シーズンはW杯年間ランキングで日本勢最上位の8位。昨季W杯はレークプラシッド大会4位、冬季アジア札幌大会のデュアル・モーグルで銀メダルを獲得。172センチ、75キロ。

 ◆平昌五輪のモーグル モーグルは「雪のこぶ」の意。平均傾斜28度、標高差110メートル、全長250メートルでコブのあるコースを滑走し、2回のエア(ジャンプ)を実施。ターン技術点(60%)、エア(20%)、タイム(20%)の3要素で採点し得点を競う。過去、日本勢のメダリストは98年長野大会金、02年ソルトレークシティー大会銅の2つを獲得した女子の里谷多英だけ。

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