伊藤有希は9位「4年前よりも悔しいですね」 

スポーツ報知
伊藤有希の1回目のジャンプ(カメラ・相川 和寛)

◆平昌五輪 スキージャンプ女子個人ノーマルヒル(12日・アルペンシア・ジャンプセンター、ヒルサイズ=HS109メートル、K点98メートル)

 伊藤有希(23)=土屋ホーム=は2本目10位で、9位に終わった。

 初出場した14年ソチ五輪は7位。メダルを逃し4位に終わった高梨沙羅(21)と、悔し涙を流して抱き合い雪辱を誓い合い、ともに平昌にたどりついた。

 伊藤有希「この4年間、本当にたくさんの人に支えられてきたんですけど、喜ぶ顔が見たくて、そういうジャンプがしたくてここに来たんですけど、それができなくてすごく残念。ジャンプは少しずつよくなってきたと思うけど、こういう条件の台なので、しょうがない。(チームの)中心は私ではないけど、沙羅ちゃんもメダルをとれたし、日本チームで戦った試合だと思う。(沙羅には)本当におめでとうと言って、4年前すごく苦しい思いして過ごしてきたのを見てきたので、メダルを取れてすごくよかったなと思います。(自分は)4年前よりも悔しいですね」

 ◆伊藤 有希(いとう・ゆうき)1994年5月10日、北海道・下川町生まれ。23歳。下川ジャンプ少年団で指導する父・克彦さんの影響で、4歳から競技を始める。下川商高から13年4月に土屋ホーム入社。14年ソチ五輪は7位入賞。17年1月のW杯札幌大会では初優勝を果たした。161センチ、48キロ。家族は両親と弟。

 

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