羽生の平昌初滑りに報道陣100人 いきなりトリプルアクセル決める

スポーツ報知
公式練習に姿を見せ、アクセルを跳ぶ羽生結弦

 平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=が12日、練習リンクで初滑りし、3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を跳んだ。

 午後6時15分に会場入りし、同7時5分にサブリンクに足を踏み入れた。15分間だけ滑り、曲かけの前にリンクを上がった。

 テレビカメラ15台、スチールカメラ50台、報道陣100人が見守る中で練習をスタート。開始7分でジャージーを脱ぐと、まずは1回転トウループ。ルッツ、フリップ、ループ、サルコー、トウループ全てのジャンプを1回転を中心に確認。右足をかばう素振りは見られなかった。

 最後にスピードを加速させると、いきなりトリプルアクセル。得意のアクセル締めで練習を終えた。「お疲れさまです。ありがとうございます。明日お願いします」と足早に去っていった。13日はメインリンクでの練習後に会見を行う予定。

 11日、韓国の仁川空港に拠点のカナダ・トロントから到着した。は昨年11月9日のNHK杯前日練習中に右足首を負傷後、全日本選手権などを欠場。94日ぶりの公の場だった。絶対王者は11日の空港で「どの選手よりも勝ちたいという気持ちは強い」と話していた。

 個人戦の男子ショートプログラム(SP)は16日に行われる。

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