日本勢メダル1号、モーグル銅の原大智「これが初めての表彰台。心がいっぱいです」

スポーツ報知

 モーグル男子決勝は、原大智(20)=日大=が上位6人による最終3回目で最終競技者として出場し、82・19点で銅メダルを獲得した。同競技で日本男子初、そして、今大会日本勢初のメダルに輝いた。17年世界選手権金メダルの堀島行真(20)=中京大=、遠藤尚(27)=忍建設=はともに2回目で転倒。西伸幸(32)=マンマーノフーズ=は19位だった。予選1位通過で、W杯6連覇の絶対王者、ミカエル・キングズベリー(25)=カナダ=が金メダルに輝いた。

 原「ただただ、うれしい。ホッとしている。今までつらかった。去年は全然、成績を残せなかった。これが初めての表彰台。心がいっぱいです」

 ◆原大智(はら・だいち)1997年3月4日、東京都出身。20歳。日大スポーツ科学部競技スポーツ学科1年。カナディアン・スポーツ・ビジネス・アカデミー卒。小学校6年生の頃から本格的に競技としてモーグルを開始。16歳で単身カナダでのスキー留学を経てモーグル日本代表入り。15~16年シーズンはW杯年間ランキングで日本勢最上位の8位。昨季W杯はレークプラシッド大会4位、冬季アジア札幌大会のデュアル・モーグルで銀メダルを獲得。172センチ、75キロ。

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