羽生、右足首の状態は「今のところ問題ない」

スポーツ報知
サブリンクで前日調整する羽生結弦

◆平昌五輪第7日(15日)

 16日に行われるフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)の前日練習が15日、サブリンクで行われた。同種目で66年ぶりの五輪連覇がかかる羽生結弦(23)=ANA=は、今大会の公式練習で初めて大技の4回転ループを成功させ、フリー(17日)の構成に入れる可能性も認めた。日本勢の金メダル獲得に期待が高まっているが、羽生は「誰が取ろうが、僕も取ります」と言い切った。

 ―右足首の状態は?

 「今のところ問題はない。気持ち的にも非常にいい状態で試合に臨めていると思う」

 ―とても楽しそうだ。

 「試合に出られない時期もたくさんあった。何回も何回も、感覚をなくしてでも出たいなって思った。公式練習をできていることがまず幸せ」

 ―大勢のファンが応援している。

 「みなさん待っていてくれた。待っていて良かったと思ってもらえるような演技をしたい。自分自身が自分の期待を超えられるようにしたい」

 ―4年前との違い。

 「4年前は4年前で楽しかった。団体戦のSPでプルシェンコ選手に勝てたり、夢の舞台の楽しさがあった。今は何の心配もなく滑れる幸せが大きい」

 ―明日へ。

 「スイッチを入れて臨みたい。ただひたすら、やるだけです」

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