小平奈緒、銀「素直にうれしい」18日の500メートルへ不安なし

スポーツ報知
女子1000メートルで銀メダルの小平奈緒(左)と銅メダルの高木美帆はメダルセレモニー後に笑顔を見せる(カメラ・相川 和寛)

 平昌五輪スピードスケート女子1000メートルで銀の小平奈緒(31)=相沢病院=と銅の高木美帆(23)=日体大助手=が15日、それぞれ平昌でメダル授与式や一夜明け会見に臨んだ。

 個人種目でのメダルの喜びは格別だった。2010年バンクーバー五輪女子団体追い抜き以来、小平にとって2つ目の銀メダルは「また違ったうれしさがある。素直にうれしい」。世界記録保持者保持者として臨み、日本勢女子初の金メダルこそ逃したものの「表彰式は一番強い人をたたえる瞬間なので、強かった人をたたえたい」と晴れやかな表情で歓声に応えた。

 気持ちは既に次のレースに向いている。18日には昨季から国内外大会で24連勝中の500メートルに挑む。14日の1000メートルを終え、宿舎に帰るとすぐに試合の映像を見返した。低地の自己ベストにも「いつもの滑りではなかったなと感じました」と反省。「体の中で修正していく部分。言葉にするとそれにとらわれてしまうので」と多くは語らなかったが、「あと2回(2日)練習できる」と不安はない。1分13秒82の力走を、0秒26届かなかった金メダルへの糧にする。

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