3位発進の宇野「気持ちが高ぶりすぎちゃった」一問一答

スポーツ報知
男子SPで演技後、ガッツポーズする宇野昌磨

◆平昌五輪第8日 フィギュアスケート男子SP(16日、江陵アイスアリーナ)

  男子ショートプログラム(SP)が行われ、宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が104・17点で3位につけた。

 右足首負傷から4か月ぶり実戦となった羽生結弦(23)=ANA=が、自己ベストに迫る111・68点をマークし、66年ぶり五輪連覇に向けて首位発進。2位は16年世界選手権2連覇のハビエル・フェルナンデス(26)=スペイン=が107・58点、田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は80・05点で20位と大きく出遅れた。

 ◆宇野に聞く

 ―ガッツポーズが出た。

 「決して自分の完璧な演技ではなかったんですけど、それでもいまのコンディションで満足の行く演技が出来たので、ガッツポーズが出ました」

 ―一つ一つの要素を振り返ってみて。

 「(冒頭の4回転)フリップも、もう少し出来たかなというのと、4―3回転は、団体戦の方が良かったかな。トリプルアクセルも(跳ぶタイミングが)前過ぎてしまって。スケーティングでよくつまづくところが多かったので、気持ちがちょっと高ぶり過ぎちゃったのかなって思います」

 ―団体戦を経験したが、個人戦は違った。

 「団体戦は本当に『無』っていう感じだったけど、気持ちがどんどん上がっていくのが分かって。緊張だと思うんですけど、緊張すると僕は体が動きすぎてしまうんで、それを抑えるのですごい必死でした」

 ―明日はどんな1日に。

 「こうやって笑顔で終えれる1日にしたいです」

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