宇野昌磨のイケメン弟・宇野樹さんが語る兄弟秘話

スポーツ報知

 初出場で銀メダルに輝いた宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=の素顔を、弟でモデルの樹(いつき)さん(16)が語った。

 昌磨、おめでとう! スケートに対する情熱を尊敬します。信じていましたが、本当に自分の兄がオリンピックでメダルを取るなんて夢のようです。お疲れさまでした! 帰国したら、一緒に焼き肉お願いします。

 昌磨は負けず嫌いで、ものすごくゲームが好きです。体を動かすこともかなり好きです。サッカー、バスケットボール、ビリヤード。海外にはバスケットコートがあるので、よく勝負します。シュートが上手で決めてくるけど、ドリブルはそんなにうまくない。

 そこでも負けず嫌いは発揮されます。(自分が)勝てるまでやり続ける。最近、父と昌磨と3人で卓球に行ったんですけど、昌磨だけ勝てなくて。次の週、父と2人で特訓していたらしいです。勝負強さはあまり感じないですね(笑い)。たまに自宅でダーツをやるんです。どちらがコンビニへ行くかをかけて。最後の最後に僕が真ん中を射抜いて。「ああ、もうダメだ…」って買いに行ってくれました。中学生の頃には練習から泣きながら帰ってきたことがあります。練習で思うような滑りができなかったときは、帰ってきて部屋にこもることも。我が家はお風呂掃除をじゃんけんで決めるんですけど、昌磨が負けます。昔、全部僕が勝って10連勝以上しました。

 昌磨は3年間くらい同じゲームをやっています。「ベイングローリー」っていう3対3で戦うオンラインゲーム。身長を伸ばそうと子供の頃は牛乳をひたすら飲んでいたけど、僕が中学1年の頃に超えてしまいました。最初はショックを受けていたけど、途中で諦めたみたいです。

 ゲームでもスポーツでも努力家。ゲームではレベル上げをコツコツやりまくるタイプです。僕は強いキャラクターを頑張って出して強いステージにちょっとずつ行くんですけど、昌磨はずっとノーマルペースでレベル上げをする。努力を惜しまないところは本当に尊敬します。負けず嫌いもあそこまでいくとすごいなって。尊敬できる兄です。(構成・高木 恵)

 ◆宇野 樹(うの・いつき)2002年1月8日、名古屋市生まれ。16歳。フィギュアスケートの経験は少なく、幼稚園からアイスホッケー、中学1年からフィールドホッケーを始めた。現在は名古屋国際高1年。趣味は読書。血液型B。165センチ、55キロ。

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