小平奈緒、ライバル・李相花とレース後抱き合う「リスペクトしているよ」

スポーツ報知
銀メダルの李相花(左)と歓声に応える小平奈緒

◆平昌五輪第10日 ▽スピードスケート女子500メートル(18日、江陵オーバル)

 スピードスケートの女子500メートルが行われ、小平奈緒(31)=相沢病院=が36秒94の五輪新記録で金メダルを獲得した。スピードスケートの女子で初、日本選手団主将として冬季大会初めての金メダルになった。地元・韓国の李相花の3連覇を阻んだ。

 ◆小平に聞く

 ―金メダルつかんで

 「すごく冷静な自分が今ここにいる。低地のこのリンクで36秒台いう数字を見れたこと、またこの舞台で出せたことが本当にうれしい」

 ―レース後に李相花と抱き合った

 「韓国で開催されるオリンピックで、李相花選手のプレッシャーは本当に相当なものだったなっていうのを感じていた。『プレッシャーの中でよくやったね。私はまだリスペクトしているよ』って話をしました」

 ―タイムを見た瞬間

 「これで金メダルじゃなかったらしょうがないなって思いでした」

 ―感謝を言いたい人は

「やはり両親かなと思います」

 ―レース後見えた景色

 「私が滑り終わったあとに2組レースあったので、あまり喜びを爆発させるべきではないと感じていた。全てが終わって結果をみたときに、周りのみなさんが本当に喜んでくださったので、私は成し遂げたんだなって気持ちでいました」

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