メドベージェワVSザギトワの一騎打ち 勢いの坂本12時45分、安定感の宮原13時54分…フィギュア女子展望
スポーツ報知
フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)は21日に行われる。宮原知子(19)=関大=と坂本花織(17)=シスメックス=は20日、サブリンクの公式練習で最終調整を済ませた。
★展望
フィギュアスケート女子は世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(18)と、今季のGPファイナル優勝で欧州選手権覇者のアリーナ・ザギトワ(15)の一騎打ちになる。
OARで出場した団体戦では、SPでメドベージェワが81・06点で自身の世界最高得点を更新。フリーでは今季シニア1年目の15歳のザギトワが、世界歴代2位の158・08で自己ベストを更新する衝撃の五輪デビューを飾った。共にエテリ・トゥトベリーゼ・コーチに師事する同門対決が熱い。
昨季の世界選手権銀メダルのケイトリン・オズモンド(22)、同銅メダルのガブリエル・デールマン(20)のカナダ勢2人の高さと幅のあるジャンプは必見。ソチ五輪銅メダルのカロリーナ・コストナー(イタリア)の世界一のスケーティングは、31歳になった今も健在だ。日本勢は宮原の安定感と、坂本の勢いで上位を目指す。