国武、決勝進出ならず…スノーボード男子ビッグエア予選

スポーツ報知

◆平昌五輪第13日 ▽スノーボード男子ビッグエア(21日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 今大会からの新種目、スノーボード男子ビッグエアの予選が行われた。

 今大会の日本勢最年少の国武大晃(16)=STANCER=は、2回目でフロントサイド・トリプルコーク1440(斜め軸で3回転、横4回転)の着地でお尻をついてしまった。36・75点の2組17位で決勝に進めなかった。1回目も同じ技で着地しきれず37・25点だった。

 国武大晃の話「みんな応援してくれていたし、申し訳ないのと、自分がもっとちゃんと立てるような練習をして次に挑みたいなと思います。(周囲は高得点が出て)最初にやる技はバックサイド方向(の予定)だったが、無理だと思ったので、公開練習でやっていなかったけれど、点数が出るフロントサイドに変えた。実力不足でダメでした。トップライダーはすごくうまいし、実力の差を見せつけられた。足りないところがいっぱいあると感じて悔しいし、応援してくれていた方々に申し訳ない気持ちでいっぱい。五輪が最後というわけではないので、4年後に向けてスキルアップして、体も作って次に挑みます」

 予選は36人が2組に分かれて2回演技を行う。得点の高い方が採用され、各組上位6人が24日に行われる決勝に進む。

 第1組に出場した大久保勇利(17)=ムラサキスポーツ=は、1回目にバックサイド1440(4回転)を決めて84・25点を出したが、2回目は転倒。6位と0・75点差の9位で予選敗退だった。

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