ザギトワが世界最高でトップ　宮原４位、坂本は５位でフリーへ…フィギュア女子ＳＰ

◆平昌五輪第１３日　▽フィギュアスケート女子ＳＰ（２１日、江陵アイスアリーナ）

　女子のＳＰに出場した日本勢２人が、ともに自己ベストをたたき出す会心の演技を見せた。宮原知子（１９）＝関大＝は７５・９４点で４位。坂本花織（１７）＝シスメックス＝は７３・１８点で５位。宮原は冒頭の３回転ルッツ―３回転トウループのコンビネーションを成功させるなど安定感のある演技を披露し、ホッとしたような表情。坂本は後半にジャンプを集中させる構成だったが、ノーミスで演じ切る会心の内容。演じきった後は、こぶしを握りしめて満足感を示した。

　１５歳のＡ・ザギトワ（ＯＡＲ）が８２・９２点の世界最高得点で首位。ザギトワの３人前に滑ったＥ・メドベージェワ（ＯＡＲ）もその時点では８１・６１点の世界最高得点をマークしたが、２位。３位はＫ・オズモンドで７８・８７点だった。２３日にフリーが行われる。