高木美帆、報奨金1600万円ゲット 姉の菜那も1000万円

スポーツ報知
優勝を決め、ガッツポーズする高木美帆

 日本オリンピック委員会(JOC)はメダルの色に応じて報奨金を出しているが、この日の優勝で高木美帆(23)=日体大助手=は日本スケート連盟のものも合わせて1600万円の“ボーナス”をゲットした。

 JOCの報奨金制度は、1992年のアルベールビル冬季五輪からスタート。当時は金300万円、銀200万円、銅100万円だった。それが、16年のリオ五輪から金は200万円アップ。団体競技はそれぞれに支給される。このほかにも、各競技の連盟は独自で報奨金を設定。スケート連盟はJOCに準ずることから、高木美の場合、「(500+200+100)×2」で1600万円。姉の菜那も1000万円ゲットで姉妹あわせて2600万円だ。

 一般企業に所属している場合は、企業報奨金が加わることも。04年のアテネ五輪金で、柔道の谷亮子さん(42)がトヨタ自動車から1億円。12年ロンドンでは、卓球女子の団体銀の石川佳純(24)が全農から、100万円と米1トンを贈られた。今五輪でも、スノーボード女子パラレル大回転の竹内智香(34)には、契約するドームの安田秀一会長が「金メダルで3333万円」を約束している。姉・菜那の所属する日本電産サンキョーも報奨金を検討している。

 ちなみに、JOCの報奨金は所得税法で非課税と定められている。連盟のものについては金300万、銀200万、銅100万円までが非課税。企業の報奨金は「一時所得」として課税対象となっている。

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