高木美帆「チームジャパンを誇りに思う」メダル授与式4人で笑顔

スポーツ報知
金メダルを手に笑顔を見せる女子団体追い抜きの(左から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木菜那、高木美帆(カメラ・酒井 悠一)

 21日のスピードスケート女子団体追い抜きで金メダルに輝いた高木美帆(23)=日体大助手=らメンバー4人が22日、平昌で行われたメダル授与式に出席した。高木美は姉の高木菜那、佐藤綾乃、菊池彩花と手をつないで表彰台に上がり、金メダルを首にかけると笑顔満開。「この4人だけじゃなく、チームジャパンを誇りに思う気持ちでいっぱい」と声を弾ませた。

 スピードスケートは今大会で金2、銀2、銅1と92年アルベールビル大会を上回る史上最多のメダル5個を獲得した。24日の女子マススタートには高木菜と佐藤、サブに高木美と追い抜き決勝で五輪新を記録した3人を登録。メンバーは当日に変更が可能で、高木美は「作戦は秘密」とけむに巻きつつ「出るにしても出ないにしても日本の勘の良さ、最後の勝負強さを最大限に発揮して、みんなで助け合いながらゴールを目指したい」と話していた。さらなる記録更新に期待がかかる。(林 直史)

 菊池彩花「3年前にオランダに勝った時、金メダルを取ることができるんだと自分たちの足で証明して、信じることができた。みんなでメダルを取ることができて本当にうれしいです」

 佐藤綾乃「2年前まで全く五輪を目指せる位置にいないと感じていたので、今は驚きしかない。こうして首に金メダルをかけられて、重みを感じて、ものすごくうれしい気持ちです」

 高木菜那「けがをしてからいろいろつらいことがあったけど、いつも支えてくれたトレーナー、ドクター、見放さないで一緒に練習してくれたコーチ。そういう方たちのお陰でここに立てた。感謝したい」

 高木美帆「金メダルを強く意識するようになったのは、3年前の世界距離別選手権で優勝した時。たくさんの時間をみんなで話し合って、練習してきて、やっとここにたどり着くことができた」

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