坂本花織、メダル逃すも6位入賞に地元神戸沸く

スポーツ報知
坂本花織の地元神戸からパブリックビューイングで声援を送る人々

◆平昌五輪第15日 ▽フィギュアスケート女子フリー(23日、江陵アイスアリーナ)

 平昌五輪でフィギュアスケート女子フリーの演技が行われた23日、坂本花織(17)=シスメックス=の地元・神戸市の新長田1番街商店街ではパブリックビューイング(PV)が開催され、大型テレビの前で関係者や通行人ら約100人が声を枯らした。坂本のジャンプが決まるたびに大きな拍手。メダル獲得こそ逃したが、6位入賞に沸いた。

 PV会場は坂本が通う神戸野田高の近く。同商店街で喫茶「桜物語」を営む鈴江太造さん(50)は「若さ、力強さあふれる演技で感動した。メダルへ、あとは経験だけ。平昌から帰ってきたら、また店に来てほしい」。神戸市北区の会社役員・岡田葉子さん(48)は「笑顔が良かった。荒川静香さんや浅田真央さんが引退してさびしかったけど、新しいスターが神戸から出てくれた。4年後、(金メダルの)ザギトワ選手のライバルとして頑張ってほしい」と北京五輪での表彰台に期待を寄せた。

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