衝撃の結末にスキップ藤沢「信じられない」…カー娘、史上初の銅メダル

スポーツ報知
銅メダルを獲得し、抱き合って喜ぶ(左から)鈴木夕湖、藤沢五月、ジェームス・リンド・コーチ、吉田夕梨花

◆平昌五輪第16日 ▽カーリング女子3位決定戦 日本5―3英国(24日、江陵カーリングセンター)

 英国のまさかのミスで奇跡の銅メダルを獲得したスキップの藤沢五月(26)は、目が点になった。試合後、「私の最後のショットが良くなかったので、もう負けた~と思って。相手のミスで決まったので、喜べなかったですけど。良かったです。まだ実感がなくて。信じられなくて。(メダルを)首にかけないと、まだ」と頬をつねそうな勢いだった。

 “もぐもぐタイム”などで後方支援に徹した本橋麻里(31)は涙ぽろぽろ。「みんなに感謝です。スタッフ、コーチ、選手、応援してくれた方たちにありがとうと言いたいです」と感無量の顔になった。サードの吉田知那美(26)も「言葉もなかったです。本当に信じられないという気持ち」と続けた。

 試合の展開は「思った以上に相手が守備的にきた」と藤沢。「流されないように、と声をかけてもらった。それが第8エンドに攻めるきっかけになれた」と振り返った。リードの吉田夕梨花(24)は「我慢する展開になるなと思っていた。試合自体は2時間半だったが、あっという間に過ぎました」と緊張から解放され、安堵(あんど)の表情。セカンドの鈴木夕湖(26)は「そんなに良くなかったんですけど、みんなに助けられました」と話していた。

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