三浦雄一郎氏、竹内智香から「力もらった」90歳で南米最高峰6961メートル挑戦へ

スポーツ報知
竹内に声援を送った三浦氏(中)

 竹内の母校・クラーク記念国際高の北海道本校(深川市)では、校長を務める冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎氏(85)が野球部員らとテレビ観戦し、熱い声援を送った。準々決勝で敗退となったが、前回ソチ五輪の銀メダルに続く入賞。三浦校長は「大けがから復活し、30歳を超えても世界のトップで戦っている。よくやったと褒めてあげたい」と、ねぎらった。

 エベレスト世界最年長登頂記録(80歳7か月)を持つ三浦氏は、今秋にヒマラヤ山脈のチョー・オユー(標高8201メートル)遠征を予定していたが、チベット自治区から発令された年齢制限により今月になって中止を決定。だが、竹内の姿に「力をもらった」と話し、「人間の限界に挑みたい」と、90歳でアンデス山脈の南米最高峰アコンカグア(標高6961メートル)へ挑戦することを明らかにした。

 同校のモットーは「夢・挑戦・達成」。竹内はまさに“生きた教材”とも言える。三浦氏は「帰国したらぜひ、特別授業をお願いしたい。特に甲子園で優勝を目指している野球部に聞いてほしい」。野球部の千葉慶大主将(2年)は「普段から競技とどう向き合っているのか聞いてみたい」と、目を輝かせた。

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