平昌五輪閉会式がスタート 小平が旗手、羽生も笑顔で行進

スポーツ報知
柔らかな表情で手を振りながら閉会式に参加した羽生(カメラ・酒井 悠一)

◆平昌五輪閉会式(25日・平昌五輪スタジアム)

 平昌五輪の閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕が下りる。

 今回、日本選手団は金4、銀5、銅4と冬季五輪史上最多13個のメダルを獲得。男子モーグル・原大智(日大)が銅に食い込んだメダル1号に始まり、最後はカーリング女子「LS北見」の奇跡の銅まで、見どころは尽きなかった。

 日本は閉会式には選手77人、役員53人が参加した。選手団主将のスピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒(相沢病院)が旗手も務めた。フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を果たした羽生結弦(ANA)も柔らかな表情で手を振りながら行進。高木菜那、美帆の最強メダリスト姉妹も参加。LS北見は“自撮り”を楽しみながら、いつもの明るい笑顔を振りまいた。

 今回は102種目でメダルを争い、過去最多の92か国・地域、2920選手が参加した。韓国国内の関心の低さから、会場は空席も目立ち、強風で競技日程が再三変更になるなど、大会運営には今後への改善のヒントも多くあった。

 五輪のバトンは2020年の東京大会、22年冬季北京大会に引き継がれ、新たなドラマの誕生を待つ。

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