Sスケート高木美帆「東京五輪に向けても勇気を届けられたかなと」…日本選手団帰国会見

スポーツ報知
メダルを手に笑顔で帰国した(左から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木菜那、高木美帆、小平奈緒、吉田知那美、羽生結弦、鈴木夕湖、宇野昌磨、吉田夕梨花、藤沢五月、本橋麻里(カメラ・竜田 卓)

 平昌五輪日本選手団の帰国記者会見が26日、都内で行われ、選手や役員19人が出席した。スピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得したメンバーも登場した。

 菊池彩花(富士急)「チームジャパンの絆、家族の絆を感じた五輪でした。家族や仲間、チームとして金を取るという気持ちで臨んで獲れたことや、多くの国民の方と喜びを分かち合えたことをうれしく思います」

 佐藤綾乃(高崎健康福祉大3年)「多くの方から応援やサポートが力になり、背中を押してくれました。チームでメダルを獲れたのは自分の成長もあるけれど、先輩やコーチたちの支えがあってのことだと感じています。この結果が次の東京五輪へ出場する選手を勇気づけられたらいいなと思います」

 高木美帆(日体大助手)は1500メートル銀、1000メートル銅も獲得し「今大会は4年前にソチ五輪に出場できなかった強い思いをぶつけたいと思い、スケート人生を懸けて臨みました。不安や恐怖もあったけれど、友人や家族からたくさんのメッセージをいただき、一緒に戦っているんだなと勇気をもらい、強い気持ちで滑ることができました。自分もレースで勇気をお返ししたい、届けたいと思っていたので少しでもできたかな、とうれしい気持ちでいます。東京五輪に向けても勇気を届けられたかなと思います」。

 マススタート初代女王に輝き、金メダル2個の高木菜那(日本電産サンキョー)「五輪の終盤に集中できたのは、チームのみんなや一人一人の思い、演技、競技があったからだと思います。日本で応援してくれたみなさんのおかげ、チームジャパンあってのことです」。

スポーツ

×