カー娘、BEAMSとコラボ 設楽社長「協力したい」

スポーツ報知

 LS北見の主将・本橋麻里(31)が抱えるバインダーの裏に貼られた、人気セレクトショップ「BEAMS」のステッカーが話題を呼んでいる。同社の設楽洋社長(66)は「何かできることがあれば、ご協力したい」とユニホームのデザインやグッズ作製に前向きな姿勢を明かした。

 第5エンド終了時に栄養補給する「もぐもぐタイム」や作戦会議の時、本橋は常に赤色のバインダーを持っていた。裏にはオレンジ色の「BEAMS」ステッカーが。関係者によると、セカンドの鈴木夕湖(26)が軽井沢で入手して貼付。友人から連絡を受けた設楽社長は「えー、うれしい! 好きだから貼ってくれたのだろうし。本当に感動しました」と喜んだ。2月24日に行われた英国との3位決定戦では瞬間最高視聴率42.3%をマークし、そのたびにステッカーが映し出された。同社長のもとにはメールやSNSを通じ1500件以上の反響があったという。

 現在カーリング女子のユニホームはミズノ社が提供しているが、設楽社長は「生地や素材は専門のスポーツメーカーが作った方が良い。デザイン等で協力できれば」。同社はなでしこジャパンの公式スーツや女子シュートボクシング選手・RENAに衣装を提供するなどスポーツとは縁が深い。「どれも社員が接している競技だからサポートするまでに発展した。今回も何かの縁だと思います」。同社ではユニホームのほか「そだねー」Tシャツや、BEAMSにかけた「カームス」のグッズやバッグなども検討に入っている。(田中 雄己)

 ◆BEAMS(ビームス) 1976年に創業した大手セレクトショップ。輸入及びオリジナルの衣料品や雑貨を販売。過去にはヤクルトスワローズのユニホームをデザインするなどスポーツ界とも交流が深い。現在は国内外160店舗を展開している。

スポーツ

×