13歳トルソワ、女子史上初4回転2発で初優勝

2018年3月12日7時0分  スポーツ報知

 ◆フィギュア世界Jr.選手権最終日(10日、ソフィア)

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権最終日は10日、ソフィアで行われ、女子フリーで13歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が女子で史上初となるサルコー、トウループの2種類の4回転ジャンプに成功し、シニアも合わせ世界歴代5位の合計225・52点で初優勝した。過去に女子の4回転成功は、2002年のジュニアGPファイナルでサルコーを跳んだ安藤美姫だけだった。日本女子は山下真瑚(15)=グランプリ東海ク=が合計195・17点で3位に入った。

 ロシアの新星トルソワが新時代の到来を告げた。演技序盤に4回転サルコー、トウループと立て続けに決めた。ISU公認大会では、サルコーは02年の安藤以来で、トウループは史上初の成功。2種類はもちろん初めての快挙だ。「優勝できた上に、2つの4回転ジャンプを成功できてうれしい」と、素直に喜んだ。

 フリーの153・49点のうち、技術点だけで92・35点も稼いだ。同じコーチに師事するメドベージェワが、昨年の世界国別対抗戦で歴代最高得点をマークした際も、フリーの技術点は82・40点。平昌五輪では金のザギトワでさえ81・62点。同郷の先輩たちを大幅に上回る驚異の数字をたたき出した。

 身長148センチの小柄な体。昨年4月にサルコーを初めて跳び、12月に練習を始めたトウループは「より簡単だった」と、3か月で武器に。新たな女王候補は「他の4回転も習得したい。もしできるなら全部やりたい」と、貪欲に話した。

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