無良崇人が引退、「自分の役目は終わった」

スポーツ報知
引退した無良祟人に花束を贈る浅田真央さん

 フィギュアスケート男子で、14年四大陸選手権優勝の無良崇人(27)が16日、現役引退を表明した。都内で開かれたフィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さん(27)がプロデュースする「浅田真央サンクスツアー」の概要発表に出席し、「今日をもって現役を引退します」と話した。

 平昌五輪代表の選考会となった昨年12月の全日本選手権では3位で、五輪出場はかなわず。「今シーズン(のスタート時点)で引退の方向ではいた。自分らしい演技ができたら(引退を)考えようと思っていた。五輪がかかっていて焦りもあった中、(昨年12月の)全日本選手権で自分らしい演技ができたと思う。平昌五輪で(羽生)結弦がSPを滑り終えて、『自分の役目は終わった』という気持ちになれた。この年齢まで諦めない姿勢を見せられたと思う」と清々しい表情で思いを語った。

 今後については「日本の選手を育てるために貢献したい」と話し、平昌五輪金メダルの羽生結弦や同五輪銀メダルの宇野昌磨に続く次世代の選手育成に尽力していくという。

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