新田佳浩が金メダル!今大会2つ目のメダル獲得!日本勢の金3個に…距離・男子10キロクラシカル

スポーツ報知

◆平昌パラリンピック第9日 ▽距離 男子10キロクラシカル立位(17日、アルペンシア・バイアスロンセンター)

 平昌パラリンピックは17日、第9日の競技が行われ、距離・男子10キロ・クラシカル立位で、新田佳浩(37)=日立ソリューションズ=が金メダルに輝いた。

 同種目は障がいの程度による「計算タイム制」で順位を競う。新田はスタート直後に転倒するも中盤は上位をキープ。9キロ過ぎにトップのタイムをたたき出すと、そのままゴールした。「前半苦しい中のレースだった」と振り返った新田。「目標としていた金メダルを獲得できて良かった。自分自身に負けないためにやってきたので、それが浮かばれて良かった」と喜びをかみしめた。

 新田は2010年バンクーバー大会で金メダルを2つ獲得しているため、自身3つめの金メダル。

 今大会でも14日の距離・男子スプリント・クラシカル立位で銀メダルを獲得。自身今大会2つ目のメダルとなった。

 ◆新田 佳浩(にった・よしひろ) 1980年6月8日、東京・江東区生まれ。37歳。日立ソリューションズ。LW8:外傷による左前腕切断。1998年・長野パラリンピックから競技を開始し6大会連続出場。10年バンクーバー大会では2冠。177センチ、68キロ。

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