樋口新葉、フィギュア世界選手権に出発「自己ベストが出せれば1番いい」

スポーツ報知
世界選手権出場に向けて出発前に羽田空港で取材に応じた樋口新葉

 フィギュアスケート女子の樋口新葉(17)=日本橋女学館高=が19日、世界選手権(21~24日、イタリア・ミラノ)に出場に向け羽田空港を出発前に取材に応じた。昨年12月の全日本選手権で痛めた右足首は「今は痛くないです」と言い切れるまでに回復。年が明けてからは10日~2週間ほどスケートから離れて治療に専念し、世界選手権に照準を合わせてきた。

 初出場だった昨年の世界選手権では11位と涙。前回大会のリベンジと平昌五輪出場をあと1歩で逃した悔しさを胸に「自分のやってきたことを出し切る。全日本終わって気持ちを立て直すのに大変だったけど、たくさんの人に応援してもらって『頑張ろう』と思えた。自己ベストが出せれば1番いい」と意気込んだ。同世代で競泳女子の池江璃花子(17)からも「『応援しているから!』って言われて、すごくうれしかった」。大親友も声援も力に変える。

 今回の世界選手権は、19年さいたま大会の枠取りがかかる。地元開催だけに、「枠取りに貢献したい」。平昌五輪4位の宮原知子(19)と共に、最大3枠獲得を目指す。

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