カー娘に1万2000人「そだねー!」本橋主将北海道・北見市パレードで「感謝」

スポーツ報知

 北海道・北見市 平昌五輪で日本カーリング界初の銅メダルを獲得した女子代表のLS北見が21日、全員の出身地・北海道北見市中心の商店街約600メートルをパレードした。

 司会者の「パレードスタートしますよ?」の合図に、沿道を埋め尽くした市民が「そだねー!」と絶叫し出発。人口約11万人の市に約1万2000人が詰めかけ、警備員約250人が配備される中、トラックの荷台から笑顔で手を振った。約30分の“にこにこタイム”を終え、本橋麻里主将(31)は「感謝しかない。これからも夢をかなえるお手伝いをしてください」と感謝の言葉を並べた。

 パレード後、市民会館で行われた報告会は、定員1300人の大ホールが満員に。5人には新設の「市民特別栄誉賞」が贈られ、「選手村での生活」について問われたスキップ・藤沢五月(26)が「4人部屋にベッドを無理やり1つ入れて5人で過ごしていた」と明かすと、笑いがわき起こった。

 「悔しさがなくなるまで、このチームで頑張っていきたい」とサード吉田知那美(26)。5月に北見市常呂町で開かれるパシフィックアジア選手権出場をかけた日本代表決定戦が、当面の目標になる。(宮崎 亮太)

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