羽生、47日ぶり舞った!サプライズでジャンプなしのメドレー披露

スポーツ報知
サプライズでジャンプなしの滑走を披露した羽生結弦(カメラ・川口 浩)

 フィギュアスケート男子で、14年ソチ五輪、18年平昌五輪金メダルの羽生結弦(23)=ANA=が13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されたアイスショー「コンティニューズ・ウィズ・ウィングス」で45日ぶりに公の場に登場した。

 右足首リハビリ中のため、演技はしない予定だったが、「足首は五輪前よりいい状態になりスピンやステップは痛みを感じることなく滑っています」と急きょ、サプライズでジャンプなしのメドレーを披露。47日ぶりにリンクで舞った。

 最初は、03年から滑っていた「ロシアより愛を込めて」続けて、シニア1年目の10~11年シーズンに使用したフリー「ツィゴイネルワイゼン」。衣装も当時の衣装を着用し、「すでに疲れているけど、やります!」と意気込み、キレのあるスピンや華麗なステップを見せた。

 最後は、平昌五輪でも披露した「バラード第1番」。「このプログラムをまさかこの衣装でやるとは、私も思ってなかったよ(笑い)。絶対約束するけど、この衣装でこれからバラード第1番をやることはないと思うので、目に焼き付けてください。僕の大好きな曲、大好きなステップ、ジェフから頂いた大切なものです」と思いを語り、滑った。演技後にはスタンディングオーベイションが起こった。

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