高木姉妹ら五輪9選手が十勝に集結

スポーツ報知
笑顔で歓声に応える姉・菜那(左)、妹・美帆の高木姉妹

 スケート強国の十勝に、平昌五輪に出場したゆかりの9選手が集結した。幕別町で22日午後、スピードスケート女子2冠の高木菜那(25)=日本電産サンキョー=、金・銀・銅メダルで妹の美帆(23)=日体大助手=が約1万8000人を集め、凱旋パレードを行った。

 高木姉妹は町民報告会で特別町民栄誉賞も受賞した。夕方からは帯広市内で同市商工会議所などが主催の「平昌オリンピック十勝の出場選手をたたえる会」に出席。約850人の観客の前で菜那は「この2年間、ナショナルチームで帯広を拠点にして、メダルにつなげることができました」と笑顔。美帆も「生まれ育った十勝でメダルを報告できてうれしい」と感謝の気持ちを表した。

 女子アイスホッケーで6位に入ったスマイルジャパンの最年少代表で、3月に帯広三条高を卒業したDF志賀葵(18)=トヨタシグナス=も出席し、「4年後の北京では主力で勝利に貢献、メダル獲得し応援に応えたい」と決意を新たにした。(小林 聖孝)

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