金井宇宙飛行士、地球飛び出して身長9センチ伸びた! 帰りの座席サイズを心配

スポーツ報知

 金井宣茂宇宙飛行士(41)は日本時間9日に国際宇宙ステーション(ISS)からのツイッター投稿で、身長が9センチも伸びたことを明かした。

 防衛医科大学校医学科を卒業し医師免許も持つ金井さんは、昨年12月17日にロシアの宇宙船「ソユーズ」で宇宙へ行き、同19日にISSとドッキングし長期滞在をスタートさせた。

 そしてこの日の投稿で「実は、宇宙に着いてからの身体計測があったのですが、な、な、なんと、身長が9センチも伸びていたんです!たった3週間でニョキニョキと。こんなの中高生のとき以来です。帰りのソユーズの座席に体が収まるか、ちょっと心配です」と明かした。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公式サイトによると、「宇宙飛行士が宇宙に行くと、数センチ(だいたい1~2センチ)身長が伸びる、という現象がおこります。中には7センチ以上伸びた人もいます」といい、理由として「これは脊髄の椎間板(軟骨)が宇宙の重力から解き放たれた環境で伸びるからです。ひとつの椎間板あたり、約1ミリ伸びます。しかし地球に帰還するとまた重力の影響でもとに戻ります」と説明されている。

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