センター試験「地理B」にムーミン、八つ当たりツイートも

スポーツ報知
ムーミン

 13日に行われた大学入試センター試験「地理B」で、アニメ「ムーミン」に関する問題が出題された。昨年の「日本史A」では妖怪ウォッチが登場しており、2年連続アニメキャラ出題となった。

 スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの気候や貿易などの比較に続き、各国のアニメと言語の正しい組み合わせを問う問題。アニメは、スウェーデンの「ニルスのふしぎな旅」が示され、ムーミンと「小さなバイキングビッケ」のどちらがフィンランドかを選ぶよう求めた。

 ツイッターなどでは午前11時40分の試験終了直後から恨み言が噴出。「♯ムーミンを許すな」のハッシュタグまで登場した。この状況に、ムーミン公式ツイッターが即反応。この日午後に「怒りのみなさんも多いようで…。まだまだ知られてないんだな、と反省、もっと知ってもらえるよう公式サイトもがんばります!」とつぶやいた。

 「ムーミン」の原作者はフィンランド人。代々木ゼミナールの担当者は「もう一つの選択肢のバイキングからノルウェーが推測できる。手が込んだ問題だが、ムーミンを知らなくても答えは導ける」と解説した。

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