【ディズニー報知】4年ぶり大雪のTDR…リアル降雪「アナ雪」パレードは実現せず

スポーツ報知
雪景色の東京ディズニーリゾート入口

 関東地区は4年ぶりの大雪に見舞われ、千葉・浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)も雪が積もった。TDRでは、冬のスペシャルイベントが開催中で、東京ディズニーランド(TDL)では、映画「アナと雪の女王」の世界をイメージした「アナとエルサのフローズンファンタジー」が展開されている。

 2015年から冬の恒例イベントになっている“アナ雪”だが、ここまで雪が降ったのは初めて。今年が最後の公演だけに、アナとエルサやクリストフ、スヴェン、オーケン、トロール、オラフ、スノーギース、マシュマロウ、ハンスが総出演するフローズンファンタジーパレードでの、“リアル降雪”パレードに注目されたが、22日の午前は雨のため中止。キャンセルグリーティングとしてアナ&エルサらがレインコートを着た顔見せのショートバージョンが披露された。降雪が確認された午後はキャンセルグリーティングも中止となった。

 夜は降雪で雪景色となり、ツイッターなどのSNSでは「エルサの魔法で幻想的な風景に」とつぶやくゲストもいた。

 23日は午前9時のオープンまでに、パレードルートやゲスト(入園客)の導線の雪かきは徹夜作業で終わっており、一部残雪はあるものの、通常通り営業。午前は“試運転”としてキャンセルグリーティングが行われた。

 TDRを運営するオリエンタルランドでは「パークのオープンまでに通常の清掃の一環として除雪をし、通常営業となっています」と話す。リアルな雪の世界は夜の一部と閉園時の深夜帯だけだったようだ。

 今年初登場したエルサの「氷の城」フォトロケーションやアナ&エルサがアイススケートを楽しんでいるデコレーション、オラフとスノギーズの雪山のデコレーションもあり、こちらは3月19日の最終日まで、“雪”が解けることはない。

 東京ディズニーシー(TDS)では、新企画「ピクサー・プレイタイム」が開催中で、こちらも23日は通常通りの運営。水たまりで滑る場所でのダンスを見合わせるなど、通常の雨上がり対応となっている。(酒井 隆之)

 ◆メモ 東京ディズニーリゾート(TDR)はJR京葉線・武蔵野線「舞浜」駅下車すぐ。詳細はオフィシャルウェブサイト(http://www.tokyodisneyresort.jp/)で。

 ◆ディズニー報知 オリエンタルランドが運営する東京ディズニーリゾート(千葉・浦安市)の情報を浦安市在住記者がリポートします。(C)Disney

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