Bリーグ北海道、ウィッティントン容疑者を契約解除 大麻取締法違反で逮捕

スポーツ報知
ウィッティントン容疑者

 北海道厚生局麻薬取締部は24日までに、乾燥大麻を米国から密輸したとしてプロバスケットボールBリーグ1部レバンガ北海道の米国籍フォワード、グレゴリー・ウィッティントン(24)容疑者を大麻取締法違反(輸入)容疑で逮捕した。球団は同日、同容疑者の23日付での契約解除を発表、夜に北海きたえーるで会見を開き、折茂武彦代表兼選手(47)と横田陽CEO(41)が出席した。

 2人は冒頭に深々と頭を下げ「今回の件で皆様には多大なご心配とご迷惑をかけたことをおわびいたします」と謝罪。

 チーム側は23日、ウィッティントン元選手の代理人を通し契約解除。午後のチーム練習後、同CEOから選手に報告された。選手は神妙に受け止めたという。

 ウィッティントン元選手は今季から加入、18試合に出場し平均11得点、同6・1リバウンドを記録、今季17勝13敗と好調チームに貢献、オールスター代表にも選ばれた(故障で欠場)。

 折茂代表は「能力が高く、性格も明るく、ムードメーカー役も務めてきただけに残念。リーグ戦は残り半分(30試合)あるだけに、これからも前を向き、応援していただいている皆さんに、しっかりした戦いで応えていきたい」と決意を新たにしていた。

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