小学制服がアルマーニ 保護者からは疑問の声も

スポーツ報知

 東京・中央区銀座にある区立の泰明小学校がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインを監修した標準服(制服)を4月から導入することが8日、分かった。購入は義務ではなく任意だが、すべての用品をそろえると、総額8万円~8万5000円程度となり、保護者からは疑問の声が上がっている。私立校では有名デザイナーやブランド品などを導入する場合もあるが、公立では異例。

 アルマーニの制服は新年度からの入学生を対象としており、これまでの制服より約2・5倍高額になる。この日の衆院予算委員会でも希望の党の寺田学議員が質問。寺田氏は公立学校の指定用品の価格などの実態について文部科学省に調査を求めた。麻生太郎財務相は「高いと言えば高い」と述べた。

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