小池都知事“アルマーニ制服”に「『銀座らしいな』と思いますね」も説明不足には懸念

スポーツ報知
小池百合子東京都知事

 東京都の小池百合子知事(65)が9日、都庁で定例会見を開き、平昌五輪・パラリンピックのパブリックビューイングイベント「東京2020ライブサイトin2018」を告知した。

 東京では井の頭恩賜公園で10~12日、有明・シンボルプロムナード公園で22~24日に開催。被災地会場として、17日にJR仙台駅2階、18日に郡山西口駅前広場、盛岡駅前滝の広場で24日に開催される。小池氏は「大画面での生中継、ライブなど盛りだくさん。選手の応援と、平昌の次の東京大会の盛り上げに一役買って欲しい」と期待。「きょうから本格的に平昌五輪が始まります。。ぜひ日本選手の活躍期待し、盛り上がりを東京につなげていきたい」とエールを送った。

 現地では、オリンピック・パラリンピック期間中に江陵オリンピックパーク内で東京五輪をアピールする「ジャパンハウス」も設置。「すでに様々な方に訪れていただいていると聞いている。PRしてほしい」と話していた。

 一方で東京・銀座にある中央区立泰明小学校が、4月入学の新1年生分から、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」デザインの制服を採用する方針を決めたことが8日に判明し、国会でも取り上げられるなど騒動になっていることについては「まぁまず第一に『銀座らしいな』と思いますね」と苦笑い。現行は男児が1万7755円・女児は1万9277円。「アルマーニ制服」は男児は8万円・女児は8万5000円と負担額が大幅増となるが「少し高いなあとは思いますが、(入学)間際に話題になるのは厳しいなあと。親のとっても、早めに決められたら良かったのにと思いますね」と事前の学校側の説明不足について懸念を示した。

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