「セクハラとは縁遠い方々」で炎上の自民党・長尾敬議員、つぶやきを削除し謝罪

スポーツ報知
長尾敬衆院議員

 20日に「セクハラとは縁遠い方々」などとツイッターに投稿し、炎上した自民党・長尾敬衆院議員(55)が22日、つぶやきを削除し、公式ブログで謝罪した。

 長尾議員は20日、野党議員有志が黒い服装で「#Me Too」と書かれたプラカードを掲げ抗議している写真を掲載し「セクハラはあってはなりません。こちらの方々は少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です。私はみなさんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」とツイッターに投稿。

 これにユーザーなどから「何も分かっていない」「こういう体質」など多数の抗議が寄せられた。

 炎上騒動を受け、長尾議員は当該のつぶやきを削除。続いて公式ブログに「たくさんのご意見を拝読し、私自身の発言そのものがセクハラにあたるというご指摘を真摯に受け止め、気分を害された方々に、写真に掲載されている女性議員の皆様に、心からお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。審議を拒否される同時刻、Me Tooと訴える議員諸氏の姿に、憤りを禁じ得ず、『無縁な方々』との表現をしてしまったことを猛省しております。財務省等のセクハラ問題は看過できません。同時に、タクシー等でのセクハラ、不倫疑惑、女性議員に対する暴力疑惑なども同様だという怒りがありました。これら行為に目を瞑るということは、『身内のセクハラ問題には無関心』であるということ、これと、複数の男性議員が含まれていましたので『無縁な方々』と関連付けて投稿したというのが真意です」などとつづった。

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