TBS新社長内定の佐々木専務「もっと愛され、信頼される放送局にしていきたい」

スポーツ報知
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 TBS・武田信二社長(65)の定例会見が25日、東京・赤坂の同局で行われた。

 この日の会見には6月28日付けで取締役会長となる武田社長に代わり、TBSホールディングス(HD)及びTBSテレビの社長となる佐々木卓(たかし)専務(58)も通常通り、同席。

 佐々木専務は「TBSは成績も上向きで現場の空気も明るくなりました。こうした点をしっかり引き継いでいきたい。視聴者の皆様に何ができるのかを考え、もっと愛され、信頼される放送局にしていきたいと思っています」と決意を語った。

 武田社長は「私が社長になったのは62歳の時でした。もっと(交代が)早くていいと思っていたし、もっと若い50代の社長が出てもいいと思いました」と話した。「TBSテレビの社長になって3年あまりいろいろな改革を進めてきました。後任に内定した佐々木専務と二人三脚でやってきました。テレビ界も大幅に変わる中、若返りが必要だろうと判断しました。佐々木君にプラスアルファを付け加えて業界トップを目指して欲しいと決断しました」と笑顔で話した。

 ◆佐々木 卓(ささき・たかし) 1957年7月5日、東京生まれ。58歳。1982年、早大法学部を卒業しTBSに入社。編成局長などを経て、17年6月から専務取締役就任。

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