国民民主党が結党、イメージカラーは困惑の青

スポーツ報知

 民進党と希望の党が合流する新党「国民民主党」が7日に結党され、都内ホテルで設立大会を開いた。民進・大塚耕平(58)、希望・玉木雄一郎(49)の両代表が共同代表に就任することも発表。大塚氏は「ゼロからの出発。政権交代を目指すことで、国民主権を実現したい」と訴えた。

 党の基本理念に「穏健保守からリベラルまでを包摂する中道改革政党」を掲げ、衆院39人、参院23の計62人が参加。野田佳彦前首相ら、民進・希望両党のうち40人以上が合流を見送る厳しい船出となった。党幹部によるとイメージキャラの製作も進行中。女性活躍社会を視野に「ミンミン」という女の子が第一候補になっているという。

 一方、この日発表された党のイメージカラーは青。新党合流を目指しながら断念した立憲民主党と丸カブリであることも判明した。普通は選挙などで判別しやすいよう、党ごとに色を変える。大会に参加したある議員は「色はきょう初めて知った。どういう意図なのか確認したい」。かつて民主党に在籍していた党幹部は「将来的には、民主カラーだった赤に変えたい…」と困惑顔だった。

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