関口宏、亡くなった岸井成格さんと交わした最後の言葉明かす「たるんじゃったな、みんな」

スポーツ報知
岸井成格さん

 20日放送のTBS「サンデーモーニング」(日曜・前8時)の冒頭で長年に渡り同番組のコメンテーターを務め、元毎日新聞主筆で毎日新聞社特別編集委員の岸井成格(きしい・しげただ)さんが、15日午前3時35分、肺腺がんのため東京都の自宅で死去した訃報を報じた。

 スタジオには岸井さんの写真が飾られた。司会の関口宏(74)が「この1週間、我々にとりましては…もう皆さんもご存じだと思いますが、岸井成格さんが亡くなったことが非常に大きかった」と切り出した。

 番組には、岸井さんの親友だったという評論家・佐高信氏が出演。「大学のゼミ同期で20歳からの付き合い。この場でも問題によっては激論をかわして、関口さんからもっとやってくれと言われてましたけど。それでも懐の深さ、人柄の良さというか。何よりもあの笑顔がもう見られないのがつらいですね」と偲んでいた。

 関口は「最後に見舞いに言った時に、『私に何か言いたいことあるでしょ?』って言ったら、振り絞るような声で『たるんじゃったな、みんな』って。この一言が私は忘れられないんです」と明かしていた。

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