馳浩議員、日大アメフト・内田前監督へ「スポーツの本質を壊す指導者は永久追放に値する」

スポーツ報知
日大・内田正人前監督

 自民党衆院議員の馳浩元文部科学相(57)が22日夜、自身のブログを更新。アメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで、関学大のQB(クオーターバック)を負傷させた日大3年のDL(ディフェンスライン)宮川泰介選手(20)が22日に記者会見したことに言及し「スポーツの本質を壊す指導者は、永久追放に値する」と断じた。

 馳議員は宮川選手が「アメフトを続ける権利はない」「アメフトをやるつもりはない」などと語ったことに触れた上で、「内田前監督は、一人の前途ある若者の希望と努力を打ち砕いた責任をどう感じているのか?内田さんは、スポーツに、教育に携わる資格は、ない。自らが改めて記者会見し、怪我をさせたQB、関西学院大学、そして宮川選手に対しても謝罪すべき。日大常務理事の職も辞すべき」と断罪。

 「これはもう、社会問題」と馳議員。「『何のためにスポーツをするのか』との問いかけに完全に反している。また、日本版NCAAを進めるにあたり、根幹であるスポーツのインティグリティ保持は、絶対に欠かしてはならない価値観」とし、「スポーツの本質を壊す指導者は、永久追放に値する」と斬り捨てた。

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