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見事なまでに自らのやり方を変えない、長谷川豊氏と上西小百合氏

2017年2月17日16時0分  スポーツ報知
  • 長谷川豊氏と上西小百合衆院議員

 先ごろ、「維新来る人、去った人」を同じ日に取材する機会があった。

 「来る人」は、日本維新の党の千葉1区支部長となった元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)。昨年9月に「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」と自身のブログに書き込んで炎上。当時出演していたテレビ番組などをすべて降板したことで知られる。「去った人」は、上西小百合衆院議員(33)。国会の本会議欠席後の旅行をめぐる疑惑で当時の「維新の党」から除籍され、間もなく2年となる。

 この日は、先に長谷川氏の会見があり、上西氏が映画のイベントに出席。イベント後の取材で、「都合に合わせて言うことを変えている」と長谷川氏をメッタ斬りにしたのだが、とにかく2人とも、ネット民たちの評判が悪い。上西氏は「自分は炎上したと思ったことがない」とうそぶいたが、間違いなく両人とも燃料(火に油を注ぐネタや発言)を投下し続けて来た。ただ、そのタイプが微妙に違うところが面白い。

 長谷川氏は、過激な発言をして周囲にかみつくことで考えの異なる敵を作り、その敵から攻撃された。騒動当時は「意見をブログで書くことで、議論しているつもりでいた。批判も議論の上でのものだと思っていた」という。一方、上西氏の方は過激な発言をするのは同じだが、「何様のつもりだ?」と責められている感が強い。言っていることではなく、存在そのものを否定するというイメージで、もし自分がその立場になったなら?と考えると、こちらの方がつらい気持ちになると思う。

 ただ、2人とも見事なまでに自らのやり方を変えていない。長谷川氏はブログで他党の批判的な内容をストレートに書いているし、上西氏もツッコミどころ満載のツイートを続けている。いずれにしても、このやり方が「正解」かどうかは、次の総選挙の結果を見れば明白だ。(記者コラム・高柳 哲人)

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