【オリックス】4月の不振を打ち水で流せ「選手といっしょに打ち水チケット」発売

スポーツ報知
夏のスペシャルイベント「冷やしドーム、はじめました」の紹介で氷を抱きかかえるアルバース

 オリックスが、7月31日から8月19日までの京セラDでの12試合でイベント「冷やしドーム、はじめました」を開催し、「忘れたいことは水に流そう! 選手といっしょに打ち水チケット」を販売すると発表した。8月9日の西武戦で、選手の失敗談、恐怖体験を聞くトークショーの後、選手とともに打ち水を行い、水に流すという企画チケット(詳細は後日発表)。チームは、ホロ苦い4月までを“水に流した”ように好調で、5日からの“関西ダービー”で阪神の背筋を凍らせる。

 4月5日から5連敗するなど同17日には今季最多の借金6を抱えていた。しかし、まるで生まれ変わったように、4カード連続勝ち越し中。5月15日からの16試合は11勝5敗と快進撃で、貯金1としている。4月までは打率2割6分だった吉田正が5月以降は3割2分7厘と打ちまくるなど、打線が開幕時の不振を“水に流して”いる。

 イベントPRでかき氷をほおばったアルバースは、忘れたい失敗談として、カナダ時代に氷点下36度の中、車が故障した話を披露し「最悪だったよ」と苦笑いした。5日の先発に向けては「良い投球をしたい」と闘志。6勝1敗の頼れる左腕が、“水に流した打線”の援護を受けて、リーグトップに並ぶ7勝目を狙う。

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