【大学選手権】東北福祉大、15安打8得点で初戦突破

スポーツ報知
3回無死満塁、右中間へ走者一掃の3点三塁打を放った東北福祉大の清水聖也(カメラ・泉 貫太)

◆報知新聞社後援 第67回全日本大学選手権第2日 ▽1回戦 東北福祉大8―3広島大(12日・東京ドーム)

 東北福祉大(仙台六大学)が15安打8得点と打ち勝ち、初戦を突破。2回戦で対戦予定だった東海大北海道(札幌学生)が出場を辞退したため、不戦勝でベスト8進出が決まった。

 2回に3安打を集中して1点を先制すると、3回には無死満塁から清水聖也外野手(3年・智弁学園)の走者一掃の右中間適時三塁打が飛び出すなど、この回4点を奪い、主導権を握った。

 プロ注目右腕の広島大・中田朋輝投手(4年・宇部)を攻略しての快勝に、大塚光二監督(50)は「意外な展開。中田投手はいいと分かっていた。ビデオで研究したけど、4点、5点は取れないと。いい投手は失投が少ないので、失投を一発で仕留めるということを、選手たちがよくやってくれました」と打線をたたえた。

 東海大北海道の出場辞退でベスト8が決まり、連戦も避けられる形となったが、指揮官は「複雑ですね。何とコメントしていいか…。(日程が1日空いた?)打線がこういう結果だと、続けてやった方がよかったかもしれないですね」と話していた。

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