【東都】1、2部入れ替え戦は中大が残留へ逆王手 プロ注目右腕・伊藤が7回無失点

2018年6月19日17時1分  スポーツ報知
  • 7回2安打0封で1勝1敗のタイに持ち込む好投を見せた中大の先発・伊藤優輔(カメラ・泉 貫太)

 ◆東都大学野球春季リーグ1、2部入れ替え戦第2日 ▽中大5―1日大(19日・神宮)

 中大のプロ注目右腕・伊藤優輔(4年・小山台)が連投し、7回を2安打無失点の好投で日大に快勝。「打線が援護してくれたので、いい形で勝てました」。前日(18日)のサヨナラ負けの悪夢を自らの熱投で払拭し、1部残留への望みをつないだ。

 気迫がみなぎっていた。初回無死一塁。長沢の投直に鋭く反応して好捕。スタートを切っていた一塁走者は戻れず、併殺でピンチの芽をつんだ。「流れは渡したくなかった」。抜ければ無死一、三塁となるところでビッグプレーが飛び出した。

 その裏に先取点をもらうと、尻上がりに調子を上げていった。細かい制球に苦しむ場面もあったが、最速146キロを計測した直球を軸にテンポよくゼロを重ねた。「だんだん(回を重ねるごとに)力が抜けていって、要所でツーシームがうまく決まりました」と笑顔を見せた。

 前日(18日)は延長10回から登板。11回1死三塁で打たれ、サヨナラ負け。この日は負けたら降格という崖っぷちの状態だった。それでも「昨日の感覚は悪くなかった。昨日負けたからと言って、何かをするわけでもなかったです」。しっかりと気持ちを切り替え、自信を持ってマウンドに上がっていた。

 主将の“覚悟の丸刈り”もチームに勢いを与えた。吉田叡生主将(4年・佐野日大)が前夜、頭をきれいにそり上げた。そして試合前、円陣で声を張り上げた。「この試合に負けたら終わり。試合が終わった後、ぶっ倒れてもいいから勝ってられるように、全力を出し切ろう!」。伊藤も「あいつだけに負担をかけたくない」とエースのプライドをのぞかせた。

 いよいよ、20日は最後の決戦だ。勝てば天国、負ければ地獄。「明日は最後なので、何が何でも勝ちます」。3連投も辞さない構えで、チームの1部残留に死力を尽くす。

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