【東都】中大が1部残留 プロ注目右腕・伊藤、エースの意地で2安打無失点の好救援

2018年6月21日23時11分  スポーツ報知
  • 5回途中から登板し無失点に抑えた中大・伊藤はガッツポーズ(カメラ・清水 武)

 ◆東都大学野球春季リーグ1、2部入れ替え戦最終日▽中大6―1日大(21日・神宮)

 エースの意地で踏ん張った。4点リードの5回1死満塁。中大のプロ注目右腕・伊藤優輔(4年・小山台)は、日大の4番・八田夏主将(4年・履正社)に三塁線を鋭く破られた。判定はファウル。場内がどよめくほど微妙な一打だったが、すぐに気持ちを切り替えた。投ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱し、「ヒヤッとしたけど、結果的にゲッツーでよかったです」。2番手として4回2/3を2安打無失点の好救援。中大を1部残留に導いた。

 喜びを分かち合った。試合後には、吉田叡生主将(4年・佐野日大)にウィニングボールを手渡した。18日の1回戦では1―2でサヨナラ負け。その夜、4番としてもチームを引っ張る主将は、頭を真っ青にそり上げてナインを鼓舞した。「プレーでも見た目でも、チームを引き締めてくれた」と主将の思いに投球で応えた。

 初戦はリリーフで敗戦投手となり、2回戦では先発で7回無失点と好投して勝ち投手に。そして、この日の大一番でもロングリリーフで白星を挙げた。今春は1勝5敗、防御率5・05と苦しんだエースが、崖っぷちでエースらしい働きを見せ、チームを救った。

 「秋は上での争いで勝負出来るようにしたいです」と伊藤。都立の進学校・小山台時代に、エースとしてチームを初のセンバツに導いた逸材も、もう最終学年を迎えた。3連戦の経験を糧に、最後の秋に大輪の花を咲かせる。

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