大学侍・甲斐野、神宮自己最速の158キロで高校侍を圧倒!

スポーツ報知
9回から7番手として登板し、1回無失点に抑えた甲斐野

◆U18侍壮行試合 高校日本代表3―7大学日本代表(28日・神宮)

 剛速球が神宮を沸かせた。9回から守護神としてマウンドに上がった今秋ドラフト1位候補の甲斐野が、9回を3者凡退に仕留めて試合を締めた。「高校生には負けられない。勝って当たり前のプレッシャーの中で勝てたのは良かった」。最速159キロの右腕が、神宮の球速表示では自己最速となる158キロで高校ジャパンを圧倒した。

 1死から、根尾に対しての3球目だった。内角へ投じたボールでMAXを記録した。最後はフォークで空振りを奪い、三振斬り。「力を入れて投げました。神宮(の球速表示)では155キロが最速なので、ここで自己最速を出せたのは素直にうれしいです」。普段は球速を気にしない。しかし、2万5018人の観衆からのざわめきを聞き「素直にうれしかった」とはにかんだ。

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