【東都】ドラフト候補、東洋大・梅津がスカウト陣を前に5回3安打の快投

スポーツ報知
5回無失点と好投した先発の東洋大・梅津

◆東都大学野球第1週第2日 東洋大3x―2立正大(5日・神宮)

 東洋大がサヨナラ勝ちで立正大を下した。

 先発したドラフト候補の153キロ右腕・梅津晃大(4年)は、5回3安打無失点の好投を見せたが「50点。変化球が抜けていた。点を取ってもらえないピッチング。野手の守備の時間を長くしてしまった。負けなくてよかった」と、反省しきりだった。

 それでも、未勝利の大器に、NPB8球団のスカウト陣が視察に訪れた。広島・苑田スカウト統括部長は「しなりがあり、フォームがなめらか。160キロ台もすぐに出る。大化けするだろうね」と、好評価。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクも「球速が速い。アベレージ45~46キロを投げる投手はなかなかいない。リーグ3連覇を達成した経験値の高さもある」と太鼓判を押した。

 初白星はお預けとなったが、スカウト陣を前に上々ぶりをアピール。初勝利を目指し、マウンドに上がる梅津がリーグ4連覇を目指すチームのキーマンとなる。

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