【関西学生】1年生左腕の黒原が自己最速147キロ 延長10回完投で2勝目

スポーツ報知
延長10回1失点で完投した関学大・黒原

◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第2節 関学大2×―1近大=延長10回=(28日・南港中央球場)

 雨天順延となっていた第2節の2回戦が行われ、関学大が延長10回の末にサヨナラ勝ちし、1勝1敗とした。2死満塁で代打・岩井基泰(2年)が押し出し四球を選んだ。1年生左腕の黒原拓未が自己最速147キロをマークするなど、8安打1失点で完投し、今季2勝目を挙げた。

 智弁和歌山高出身の黒原はリーグ戦では自己最長の10回を投げた。「自信がある真っすぐが良かった。制球が良く、思ったところに投げられた」と、強気に内角を攻めた。

 木内祥晴監督も「やっと日頃の力が出た。一番安定して、力のある球を投げている。取り組む姿勢でみんなを引っ張っている。なかなか、そういう選手はいない」と、手放しで褒めたたえた。

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