【首都大学】日体大のドラ1候補右腕・松本航が6回1失点で通算29勝目をマーク

スポーツ報知

 ◆首都大学野球秋季リーグ戦第7週第1日 ▽日体大4―1筑波大(13日・浦安市運動公園)

 日体大の今秋ドラフト1位候補右腕・松本航(4年)が、6回1死まで無安打投球を見せるなど6回2安打1失点と好投。首位を走る筑波大を下して今季4勝目(2敗)を挙げ、リーグ戦通算29勝目をマーク。リーグ史上9人目となる30勝の大台に王手をかけた。

 負ければ3位以下が確定し、明治神宮大会出場をかけた関東地区大学選手権への出場権も逃すことになる崖っ縁で、エース兼主将が貫禄の投球だ。最速155キロを誇る直球は146キロ止まりだったが、カットボールとツーシームで両コーナーを丁寧に突き、スプリットで空を切らせた。「低めに丁寧に、という意識で投げました。今シーズンで一番よかったと思います」と笑顔を見せた。

 14日の2回戦もブルペン待機し、リードした展開になればリリーフ登板する予定。「選手間でも『30勝に行かせてあげよう』という声が出ていて、うれしい。集大成という気持ちで明日も投げたいです」。連投で節目の白星を手にする覚悟だ。

野球

×