【首都大学】日体大のドラ1候補右腕・松本航が通算30勝&300奪三振を達成

スポーツ報知
リーグ戦通算30勝目を挙げ、30勝&300奪三振を達成した日体大・松本航

◆首都大学野球秋季リーグ戦第7週第2日 ▽日体大3―0筑波大(14日・浦安市運動公園)

 日体大の今秋ドラフト1位候補右腕・松本航(わたる=4年)が、リーグ戦最終登板でリーグ史上9人目となる通算30勝目を挙げた。通算奪三振も343に伸ばし、11年の東海大・菅野智之(現巨人)以来となる通算30勝&300奪三振の偉業も達成した。

 松本航は0-0の5回から2番手で登板。3回を1安打3奪三振無失点と好投。味方も5回に2点、8回に1点を挙げて今季5勝目(2敗)をマークした。「みんなが『30勝を達成させてあげよう』と言って試合に入ってくれた。その気持ちを結果で表そうと思って投げました」とチームメートに感謝した。

 今や球界の大エースに成長した菅野以来の大記録(菅野は37勝&346奪三振)については「1つの目標だったので、達成できてよかったです」と笑顔を見せた。

 敗れた筑波大は、勝ち点を挙げれば06年秋以来、24季ぶりの優勝を勝ち点5の完全Vで達成するところだったが、まさかの連敗。第3試合で東海大が武蔵大に勝って勝ち点を挙げると、東海大の2季連続Vが決まる。

野球

×