【東京六大学】早大に完封負けで明大が今季6敗目

スポーツ報知

◆東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第3日 ▽早大8―0明大(15日・神宮)

 明大が暗く長いトンネルから抜け出せない。先発した来秋のドラフト上位候補右腕・森下暢仁(まさと・3年)が初回にいきなり先制2ランを浴びるなど、3回途中5失点でKO。打線も序盤の好機を生かし切れずに完封負け。2敗1分けで勝ち点を落とした。

 これで3勝6敗3分け、勝ち点1の5位。4カードを終えて勝ち点がわずか1にとどまるのは、15年春以来7季ぶりだ。投打がかみ合わず、不調が続く状況に善波達也監督(56)は「(早大・小島は中1日で)立ち上がりの球威が落ちていたと思うけれど打てなかった。監督の責任です。何で勝てないんでしょうね」と、頭を抱えた。

 少しでも厳しい現状を打破するべく、前日(14日)の早大2回戦からベンチ入りメンバー25人のうち、実に7人を入れ替えた。5点差をつけられた3回以降は、4年生にも積極的に代打を送るなど、1、2年生を中心に総勢21人を起用した。試行錯誤するも結果に結びつかないチームのスランプに「来年、少しでも勝てたら」と肩を落とした。

 最終カードは次週(20、21日)の立大戦。15年春は同じく最終カードの立大戦に連勝して勝ち点を挙げ、意地を見せているが、今季はどうか。

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