東洋大首位タイに浮上 ドラフト候補・中川主将 母にささげる“誕生日前祝い弾”

スポーツ報知

 ◆東都大学野球秋季リーグ戦 第7週第3日▽東洋大8―0国学院大(18日・神宮)

 4連覇を狙う東洋大が、国学院大に連勝して2勝1敗とし、勝ち点を3に伸ばして首位タイに浮上。ドラフト候補の4番・中川圭太主将(4年=PL学園)が、母にささげる“誕生日前祝い弾”を放った。

 3点リードの3回1死二塁。中川が放った打球は左翼席ポール際に吸い込まれた。今季12試合目でようやく飛び出した1号2ランだ。「完璧でした。明日は母の誕生日なので、何としてでも1本打ちたいと思ってました」と喜んだ。

 19日は、母・律子さんの46度目の誕生日。今カードは大阪から応援に駆けつけている律子さんから、前夜には「明日も勝ってね」と連絡をもらっていた。最愛の母の目の前で放った一発に「気合を入れて頑張りました」と白い歯をこぼした。

 また、この日は、リーグ戦未勝利だった153キロ右腕・梅津晃大(4年=仙台育英)が、通算11試合目の登板で悲願の初白星。二塁の守備位置から声をかけ続けた主将は試合後、ウィニングボールをプレゼント。「打線が援護できていなかった。『(白星を)待たせてごめん』と『おめでとう』と声をかけたい」と、自分のことのように喜んだ。

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